【宮沢賢治 絵本原画展】
前期 :『鳥箱先生とフゥねずみ』後期 :『ポラーノの広場』
2008年から始まった《宮沢賢治 絵本原画展》も、第十四期 32作・33作目となりました。
賢治が、火山や海や風や石や動物たちから聴き取った物語から、忘れていた「ほんたうのさいはひ」が、また見つけられたなら。
賢治が、無断で上京して半年、猛烈に童話を多作した春から、丁度 百年の、丁度 百日に渡る展示です。
《後期》
『ポラーノの広場』 絵 ‖ みやこしあきこ
3月20日(土)- 5月9日(日)
《前期》
『鳥箱先生とフゥねずみ』 絵 ‖ 吉田尚令
1月30日(土)- 3月14日(日)
会場 ‖ フリッツ・アートセンター / ギャラリー
休館日 ‖ 火曜日(祭日の場合はその翌日)
時 間 ‖ 11:00-18:00(時間短縮中)
入館料 ‖無料
協働 ‖ mikiHOUSE 後援 ‖ 前橋市・前橋市教育委員会・各報道機関
作者プロフィール ‖
『ポラーノの広場』
みやこしあきこ
1982年埼玉県生まれ。武蔵野美術大学卒業。
大学在学中より絵本を描きはじめる。
2009年に『たいふうがくる』で第25回「日産童話と絵本のグランプリ」大賞を受賞。受賞後、同作品が BL出版で刊行され、絵本作家としてデビュー。
2012年、『もりのおくのおちゃかいへ』(偕成社)で、第17回日本絵本大賞を受賞。
『よるのかえりみち』(偕成社)で、ボローニャ国際児童図書展においてボローニャ・ラガッツィ賞(フィクションの部 優秀賞)、ニューヨークタイムズ・ニューヨーク公共図書館絵本賞を受賞。
他の作品に『ピアノのはっぴょうかい』『これ だれの?』『ぼくのたび』(以上ブロンズ新社)、『のはらのおへや』(ポプラ社)、『かいちゅうでんとう』(福音館書店)などがある。
2007年より1年間ドイツのベルリンに滞在。東京在住。
『鳥箱先生とフゥねずみ』
吉田尚令 よしだひさのり
1971年、大阪府生まれ。
『希望の牧場』(作・森絵都 / 岩崎書店)で、2016年度の IBBYオナーリスト イラストレーション部門に選出され、JBBY賞を受賞。
その他の絵本作品に
『悪い本』(作・宮部みゆき 編・東雅夫 / 岩崎書店)『はるとあき』(作・斉藤倫・うきまる / 小学館)『星につたえて』『ふゆのはなさいた』(作・安東みきえ / アリス館)など。
挿絵を手がけた作品に『雨ふる本屋』(作・日向理恵子 / 童心社)など多数。
《過去の開催 : 2008年3月-2020年4月》
◉01『注文の多い料理店』スズキコージ ◉02『雪わたり』方緒 良 ◉03『どんぐりと山猫』田島征三 ◉04『やまなし』川上和生 ◉05『なめとこ山の熊』あべ弘士 ◉06『オツベルと象』荒井良二 ◉07『よだかの星』ささめやゆき ◉08『狼森と笊森、盗森』片山 健 ◉09『いちょうの実』及川賢治 ◉10『ツェねずみ』石井聖岳 ◉11『月夜のでんしんばしら』竹内通雅 ◉12『山男の四月』飯野和好 ◉13『気のいい火山弾』田中清代 ◉14『土神ときつね』大畑いくの ◉15『蛙のゴム靴』松成真理子 ◉16『氷河鼠の毛皮』堀川理万子 ◉17『寓話 洞熊学校を卒業した三人』大島妙子 ◉18『セロ弾きのゴーシュ』さとうあや ◉19『銀河鉄道の夜』金井一郎 ◉20『黄いろのトマト』降矢なな ◉21『虔十公園林』伊藤秀男 ◉22『猫の事務所』植垣歩子 ◉23『ひのきとひなげし』出久根育 ◉24『カイロ団長』こしだミカ ◉25『フランドン農学校の豚』nakaban・26『雨ニモマケズ』柚木沙弥郎 ◉27『貝の火』おくはらゆめ ◉28『ざしき童子のはなし』岡田千晶 ◉29『鹿踊りのはじまり』ミロコマチコ ◉30『風の又三郎』やぎたみこ ◉31『おきなぐさ』陣崎草子
《2022年以降予定されている作家》
☆スズキコージ ☆山口マオ ☆西村繁男 ☆石黒亜矢子 ☆降矢なな ☆山村浩二 ☆平澤朋子 ☆軽部武宏 ☆植田 真 ☆たしろちさと ☆中野真典 ☆千海博美 ☆松本大洋 ☆たなか鮎子 ☆むらかみさおり ☆川上和生 他
フリッツ・アートセンター
群馬県前橋市敷島町240-28(敷島公園内)
TEL 027-235-8989
E-mail : info@theplace1985.com
※ 入館時には必ず、マスクの着用、手指の消毒をお願いいたします。