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【宮沢賢治 絵本原画展】第十期 27作目
《宮沢賢治 生誕120年 記念》
『雨ニモマケズ』 作 ‖ 宮沢賢治 絵 ‖ 柚木沙弥郎

賢治がのこした一冊の手帖。そのなかにあった言葉が、多くの人々の心をゆさぶりつづけている。闘病生活のさなかに書きとめられたその言葉は作品として書かれたものではなく、賢治の「祈り」そのものだった…。
「宮沢賢治の童話の全てを絵本に」と始められた 宮沢賢治絵本原画展も、第十期 27作目になりました! ◎ 会 期 ‖ 2016年11月19日(土)- 2017年1月9日(月・祝)
◎ 開館時間 ‖ 11:00am – 8:00pm(月曜日 7:00pm / 金曜日 9:00pm まで)
◎ 休館日 ‖ 火曜日(祝日の場合はその翌日)
◎ 会 場 ‖ フリッツ・アートセンター / ギャラリー
前橋市敷島町240-28(敷島公園内)
TEL ; 027-235-8989
http://theplace1985.com 《作家プロフィール》
柚木沙弥郎 / ゆのきさみお
1922年 東京生まれ、94歳。女子美術大学名誉教授。洋画家の父を持ち、東京大学で美術史を学ぶが、戦争で勉学が中断され、戦後、父の郷里である岡山県の倉敷にある大原美術館に勤務。そこで民藝運動を牽引する柳宗悦らと親交をもつ。その後、芹沢銈介に師事し、型染めを手がける。布への型染めの他、さまざまな版画やガラス絵などの作品にも挑戦し、絵本やポスターの制作、装丁やイラストレーションなど幅広いジャンルで活躍。
1958年に型染め壁紙がベルギーのブリュッセル万国博覧会で銅賞、1990年に第一回「宮沢賢治賞」を受賞。国内にとどまらず、2008年にパリで個展を開催。2015年にフランス国立ギメ東洋美術館に多くの作品が収蔵された。
絵本『魔法のことば』(エスキモーのことば / クラフトスペースわ)で1996年に〈子どもの宇宙国際図書賞〉、『せんねんまんねん』(詩 ; まどみちお / 理論社)で2009年に〈産経児童出版文化賞美術賞〉を受賞。そのほかの絵本作品に『トコとグーグーとキキ』(作 ; 村山亜土)『つきよのおんがくかい』(作 ; 山下洋輔)など、多数。 《ミキハウス / フリッツ・アートセンター 協働事業》
◎ 主 催 ‖ 前橋芸術週間
◎ 協 働 ‖ mikiHOUSE
◎ 後 援 ‖ 群馬県 / 前橋市 / 群馬県教育委員会 / 前橋市教育委員会 / 朝日新聞前橋総局 / 産経新聞前橋支局 / 上毛新聞社 / 東京新聞前橋支局 / 毎日新聞前橋支局 / 読売新聞前橋支局 / 群馬テレビ / エフエム群馬 / まえばしCITYエフエム
◎ 協 力 ‖ 敷島公園観光連盟
#群馬県 #前橋市 #敷島公園 #展覧会 #絵本 #宮沢賢治

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【今日の1冊】
拝啓 宮沢賢治様
はじめてお便りします。
先日、お店に来てくれた女の子、たぶん小学校低学年の子が、あなたの『雨ニモマケズ』の絵本の前でいきなり音読をはじめました。
私はこんなに小さい子が、というか、こんな小さな子にまで、あなたの言葉が受け継がれていることに大変驚きました。
あなたの弟の清六さんは『雨ニモマケズ』は作品として書いたのではなく、あなたの祈りの言葉だとおっしゃっていたそうです。
だからですね。祈りの言葉だからこそ、強く人の心に響き、いつまでも心に残るのですね。
それは、マララさんのノーベル平和賞でのスピーチやオバマ大統領の広島でのスピーチにも通じるものがあるように思います。
さて、晩秋の候11月19日(土)より、当店ギャラリーにて『雨ニモマケズ』の絵本原画展を開催する運びとなりました。
絵を描いてくださったのは御歳94歳の染色工芸家、柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)氏です。
その明るくすきとおった色の原画を観られるのが今から楽しみです。
そして、今回も沢山の方にご来場いただける様、スタッフ一同がんばりますので、よろしくお願いいたします。
以上、ご報告かたがたご挨拶申し上げます。
敬具
『雨ニモマケズ』宮沢賢治(作)柚木沙弥郎(絵)/ミキハウス/1,500円+税

the place:F-ritz art center

1985年「カフェ」 1993年「本屋」 2009年「映画館」
そして 2015年〈the place〉へ

フリッツ・アートセンターの新しいコンセプトは〈ザ・プレイス〉。
30年前に想い描いたモダンでより優れたという場所というより、
日々の営みに寄り添うマーケットのような場所。
本・音楽・TINTIN SHOP・家具・美容室・ギャラリー などをそなえた、特別な場所。
屋外に、公園の緑に人を誘いながら、それぞれのカテゴリーの目利きたちが、
ほんとうに大切な「場所」や「時間」を提案していきます。

〒371-0036 前橋市敷島町240-28(敷島公園内)Google Map
Tel;027-235-8989(代表)
Fax;027-235-8990
E-mail;info@theplace1985.com
WEB;http://theplace1985.com/ http://f-ritz.net/(旧サイト)

開館時間
11:00am - 20:00pm(金曜日:21:00pm まで)
休館日
火曜日(祝日の場合はその翌日)

ものがたり

ザ・プレイス という物語は、1985年の "カフェRITZ" からはじまります。
大きな公園の森のなかの、石でできた四角いおとこの建物です。
30種類のオムレツとキッシュと庭の結婚式が評判のカフェでした。
しばらくして、ひとりぼっちだった RITZ にパートナーができます。
すぐとなり、百年の杉の木の下の、赤くてまるいおんなの子の建物で、
RITZ に女性の「F」をつけて "F-ritz art center" と名づけることにしました。1993年のことです。
《1+1=1》というコンセプトは、より多くとか、より早くとか、より高くということではなく、
変らぬ毎日の営みのなかで、すこしずつ円周を拡げていこうとするものです。
そう、ひとつの水滴にもうひとつの水滴を置いていくかのように ...。
『絵本屋』『タンタン・ボックス 前橋店』『ポスター・ボックス』
『美容室』LE SALON、『家具屋』RETRO BOX .....。
「クリスチャン・ボルタンスキー展」と「くまのプーさん絵本原画展」
をオープニングにしたギャラリーでは、
数多くの新たな表現が生まれています。
《賢治の全童話を絵本に》と始められた「宮沢賢治絵本原画展」も第九期24作目になりました。
同時に《街を 街そのものを美術館に 劇場に》を合い言葉に、街にも出かけて行くようになります。
家具店跡をギャラリーに、スーパーマーケット跡を劇場に、商店街の通りをサーカス会場に、
百貨店跡をパフォーマンス・スペースに、アーケード内を映画館に、県庁前広場をキャンプ場に、
銀行跡をライヴ会場に、消防署跡をアートセンターに ...。
空き地で子どもたちが新しい遊びを発明するように、使いかたを工夫しながら、
アートによって空間を再生していこうとする、壊しては作るという時代への抵抗の始まりです。
2009年には空きデパートの中の映画館跡を再生。
地方では珍しい名画座として「シネマまえばし」を開館します。
これは《1回 一万人というイベントではなく 毎日30人1年で一万人を 街に》というコンセプトで、
失われつつある「日常性」と「つながりあう気持ち」をゆっくりと恢復していこうとするものです。

そして、フリッツ・アートセンターは 今。
成長に代わるまったく新しい豊かさのあり方を見つけるために、
30年かけて創った小さな物語と、そこから生まれた価値観を見直し、
未来から今を思い描き、変化を恐れずに、また動いて行こうと思います。
コンセプトは "the place"。 トーキング・ヘッズの名曲
"This must be the place"「きっとここが帰る場所」からとりました。
共通の希望を持った新しい仲間たちと共に、
まだ見つからない、「帰る場所」 「ほんとうにたいせつな場所」を、
探し続けてみたいと思います....。

あまりにもきれいな夕焼けに立ち止まってみること。
あまりにも美味しいいつもの水に驚いてみること。
そして、それを誰かに伝えようとする気持ち。
あたらしいひと。あたらしい世界。あたらしい幸福。
街の喧噪の、森の静寂の中、遠くを旅するより、近くを冒険するひとのために。
大好きだと言えるひとのために。その笑顔のために。
そして、
子どもたちの 子どもたちの 子どもたちのために。

フリッツ・アートセンター