the place

@theplace1985

【ARCHIVES : アーカイブス】地域プロジェクト : 展覧会
前橋芸術週間 1999 : 日本
『土方巽と日本人 : 日本前衛芸術の60年代展』

会期 ‖ 1999年9月4日(土)- 10月17日(日)
会場 ‖ 空想現代美術館 IMOCA(前橋弁天通り商店街 室橋家具店跡地 / 現 “弁天村”)
出品作家 ‖
赤瀬川原平 / 飯島耕一 / 池田満寿夫 / 加納光於 / 加藤郁乎 / 澁澤龍彦 / 清水晃 / 瀧口修造 / 田中一光 / 種村季弘 / 中谷忠雄 / 中西夏之 / 中村宏 / 野中ユリ / 三木富雄 / 三島由紀夫 / 三好豊一郎 / 深瀬昌久 / 細江英公 / 横尾忠則 / 吉岡実 ◉ 前橋の弁天通りの家具店だった空き店舗を、多くの仲間たちと、ギャラリーとアーティストが滞在できる場所に造り変え、5年間限定で新しい考え方を提示した〈空想現代美術館 IMOCA〉。 アートと地域の可能性を問う試みとして、全国紙や海外のメディアなどにも多く取り上げられ、全国から沢山の視察や来館があった。

三島由紀夫の書、瀧口修造のデカルコマニー、加納光於のオブジェ、横尾忠則のポスター、大岡信の詩稿、中西夏之の装置、細江英公の鎌鼬 ….。そして、土方巽の遺品の数々。
ただただ、出品作家の顔ぶれに溜息が出る。土方巽の奥さま、元藤燁子さんにご紹介頂いて、ひとりひとりに出展をお願いした。

写真は、IMOCA 3回目の企画の 6面チラシ(24×24 / 72cm)。 《前橋芸術週間 1999 : 日本》同時開催企画 : 舞台
◎『大野一雄・大野慶人 : 舞踏の会』会場 ; 群馬県庁本庁舎 旧正庁の間
◎『元藤燁子 舞踏の会 : 土方巽とともに』会場 ; 群馬県庁新庁舎一階正面エントランス
◎『O氏の肖像 : 映画上映会』会場 ; 群馬県庁本庁舎 旧正庁の間
◎『元藤燁子 舞踏ワークショップ』会場 ; MaPT 前橋パブリックシアター(前橋中央通り商店街 フレッセイ中央店跡地)
◎『光景旅団 演劇公演 : バッテンアンカー』会場 ; 群馬県庁新庁舎一階正面エントランス
◎ 他

#アーカイブス #前橋市 #前橋芸術週間 #展覧会
#土方巽 #赤瀬川原平 #飯島耕一 #池田満寿夫 #加納光於 #加藤郁乎 #澁澤龍彦 #清水晃 #瀧口修造 #田中一光 #種村季弘 #中谷忠雄 #中西夏之 #中村宏 #野中ユリ #三木富雄 #三島由紀夫 #三好豊一郎 #深瀬昌久 #細江英公 #横尾忠則 #吉岡実

the place:F-ritz art center

1985年「カフェ」 1993年「本屋」 2009年「映画館」
そして 2015年〈the place〉へ

フリッツ・アートセンターの新しいコンセプトは〈ザ・プレイス〉。
30年前に想い描いたモダンでより優れたという場所というより、
日々の営みに寄り添うマーケットのような場所。
本・音楽・TINTIN SHOP・家具・美容室・ギャラリー などをそなえた、特別な場所。
屋外に、公園の緑に人を誘いながら、それぞれのカテゴリーの目利きたちが、
ほんとうに大切な「場所」や「時間」を提案していきます。

〒371-0036 前橋市敷島町240-28(敷島公園内)Google Map
Tel;027-235-8989(代表)
Fax;027-235-8990
E-mail;info@theplace1985.com
WEB;http://theplace1985.com/ http://f-ritz.net/(旧サイト)

開館時間
11:00am - 20:00pm(金曜日:21:00pm まで)
休館日
火曜日(祝日の場合はその翌日)

ものがたり

ザ・プレイス という物語は、1985年の "カフェRITZ" からはじまります。
大きな公園の森のなかの、石でできた四角いおとこの建物です。
30種類のオムレツとキッシュと庭の結婚式が評判のカフェでした。
しばらくして、ひとりぼっちだった RITZ にパートナーができます。
すぐとなり、百年の杉の木の下の、赤くてまるいおんなの子の建物で、
RITZ に女性の「F」をつけて "F-ritz art center" と名づけることにしました。1993年のことです。
《1+1=1》というコンセプトは、より多くとか、より早くとか、より高くということではなく、
変らぬ毎日の営みのなかで、すこしずつ円周を拡げていこうとするものです。
そう、ひとつの水滴にもうひとつの水滴を置いていくかのように ...。
『絵本屋』『タンタン・ボックス 前橋店』『ポスター・ボックス』
『美容室』LE SALON、『家具屋』RETRO BOX .....。
「クリスチャン・ボルタンスキー展」と「くまのプーさん絵本原画展」
をオープニングにしたギャラリーでは、
数多くの新たな表現が生まれています。
《賢治の全童話を絵本に》と始められた「宮沢賢治絵本原画展」も第九期24作目になりました。
同時に《街を 街そのものを美術館に 劇場に》を合い言葉に、街にも出かけて行くようになります。
家具店跡をギャラリーに、スーパーマーケット跡を劇場に、商店街の通りをサーカス会場に、
百貨店跡をパフォーマンス・スペースに、アーケード内を映画館に、県庁前広場をキャンプ場に、
銀行跡をライヴ会場に、消防署跡をアートセンターに ...。
空き地で子どもたちが新しい遊びを発明するように、使いかたを工夫しながら、
アートによって空間を再生していこうとする、壊しては作るという時代への抵抗の始まりです。
2009年には空きデパートの中の映画館跡を再生。
地方では珍しい名画座として「シネマまえばし」を開館します。
これは《1回 一万人というイベントではなく 毎日30人1年で一万人を 街に》というコンセプトで、
失われつつある「日常性」と「つながりあう気持ち」をゆっくりと恢復していこうとするものです。

そして、フリッツ・アートセンターは 今。
成長に代わるまったく新しい豊かさのあり方を見つけるために、
30年かけて創った小さな物語と、そこから生まれた価値観を見直し、
未来から今を思い描き、変化を恐れずに、また動いて行こうと思います。
コンセプトは "the place"。 トーキング・ヘッズの名曲
"This must be the place"「きっとここが帰る場所」からとりました。
共通の希望を持った新しい仲間たちと共に、
まだ見つからない、「帰る場所」 「ほんとうにたいせつな場所」を、
探し続けてみたいと思います....。

あまりにもきれいな夕焼けに立ち止まってみること。
あまりにも美味しいいつもの水に驚いてみること。
そして、それを誰かに伝えようとする気持ち。
あたらしいひと。あたらしい世界。あたらしい幸福。
街の喧噪の、森の静寂の中、遠くを旅するより、近くを冒険するひとのために。
大好きだと言えるひとのために。その笑顔のために。
そして、
子どもたちの 子どもたちの 子どもたちのために。

フリッツ・アートセンター