the place

@theplace1985

【ギャラリートーク】
版を刷るひと 楯川友佳子 と 文を書くひと 絲山秋子…。ふたりが、その作品と創作を語ります。
その後の交流会は、街なかへ。
どうぞ、ご参加ください。

月 日 ‖ 6月2日(土)18:00(受付 17:30)
場 所 ‖ フリッツ・アートセンター / ギャラリー
参加費 ‖ 無料 (定員制 / 要予約)
交流会 ‖ 文壇バー『月に開く』(前橋市弁天通り商店街 / 実費です)
ご予約 ‖ フリッツ・アートセンター 027-235-8989 info@theplace1985.com 【楯川友佳子展 ー 絲山文学を描く ー】
『ぼくはもう一度彼女に会いたいのだろうか。』
会 期 ‖ 2018年5月19日(土)- 6月17日(日)
時 間 ‖ 11:00am – 20:00pm(金曜日 21:00pm 月曜日 19:00pm まで)
休館日 ‖ 火曜日
会 場 ‖ フリッツ・アートセンター / ギャラリー
http://theplace1985.com

作家プロフィール ‖
楯川友佳子
神戸市生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業後、美学校で木版画を学ぶ。テキスタイルデザイン会社勤務、イタリア留学を経てフリーのイラストレーター。木版凹画の技法を生かした作品で新聞、小説の挿絵や書籍装画、個展やグループ展での発表を中心に活動。
2018年1月に発行された、絲山秋子『忘れられたワルツ』(河出書房新社)のカバー装画を担当したことをきっかけに、絲山文学の一文をテーマに描き始める。

絲山秋子
主な受賞作品 ; ◎文學界新人賞「イッツ・オンリー・トーク」2003年
◎川端康成文学賞「袋小路の男」2003年
◎芸術選奨文部科学大臣新人賞「海の仙人」2005年
◎芥川龍之介賞「沖で待つ」2005年
◎谷崎潤一郎賞「薄情」2016年

#前橋市 #敷島公園 #フリッツアートセンター #今夏33周年 #ギャラリー #絲山秋子 #楯川友佳子

the place:F-ritz art center

1985年「カフェ」 1993年「本屋」 2009年「映画館」
そして 2015年〈the place〉へ

フリッツ・アートセンターの新しいコンセプトは〈ザ・プレイス〉。
30年前に想い描いたモダンでより優れたという場所というより、
日々の営みに寄り添うマーケットのような場所。
本・音楽・TINTIN SHOP・家具・美容室・ギャラリー などをそなえた、特別な場所。
屋外に、公園の緑に人を誘いながら、それぞれのカテゴリーの目利きたちが、
ほんとうに大切な「場所」や「時間」を提案していきます。

〒371-0036 前橋市敷島町240-28(敷島公園内)Google Map
Tel;027-235-8989(代表)
Fax;027-235-8990
E-mail;info@theplace1985.com
WEB;http://theplace1985.com/ http://f-ritz.net/(旧サイト)

開館時間
11:00am - 20:00pm(金曜日:21:00pm まで)
休館日
火曜日(祝日の場合はその翌日)

ものがたり

ザ・プレイス という物語は、1985年の "カフェRITZ" からはじまります。
大きな公園の森のなかの、石でできた四角いおとこの建物です。
30種類のオムレツとキッシュと庭の結婚式が評判のカフェでした。
しばらくして、ひとりぼっちだった RITZ にパートナーができます。
すぐとなり、百年の杉の木の下の、赤くてまるいおんなの子の建物で、
RITZ に女性の「F」をつけて "F-ritz art center" と名づけることにしました。1993年のことです。
《1+1=1》というコンセプトは、より多くとか、より早くとか、より高くということではなく、
変らぬ毎日の営みのなかで、すこしずつ円周を拡げていこうとするものです。
そう、ひとつの水滴にもうひとつの水滴を置いていくかのように ...。
『絵本屋』『タンタン・ボックス 前橋店』『ポスター・ボックス』
『美容室』LE SALON、『家具屋』RETRO BOX .....。
「クリスチャン・ボルタンスキー展」と「くまのプーさん絵本原画展」
をオープニングにしたギャラリーでは、
数多くの新たな表現が生まれています。
《賢治の全童話を絵本に》と始められた「宮沢賢治絵本原画展」も第九期24作目になりました。
同時に《街を 街そのものを美術館に 劇場に》を合い言葉に、街にも出かけて行くようになります。
家具店跡をギャラリーに、スーパーマーケット跡を劇場に、商店街の通りをサーカス会場に、
百貨店跡をパフォーマンス・スペースに、アーケード内を映画館に、県庁前広場をキャンプ場に、
銀行跡をライヴ会場に、消防署跡をアートセンターに ...。
空き地で子どもたちが新しい遊びを発明するように、使いかたを工夫しながら、
アートによって空間を再生していこうとする、壊しては作るという時代への抵抗の始まりです。
2009年には空きデパートの中の映画館跡を再生。
地方では珍しい名画座として「シネマまえばし」を開館します。
これは《1回 一万人というイベントではなく 毎日30人1年で一万人を 街に》というコンセプトで、
失われつつある「日常性」と「つながりあう気持ち」をゆっくりと恢復していこうとするものです。

そして、フリッツ・アートセンターは 今。
成長に代わるまったく新しい豊かさのあり方を見つけるために、
30年かけて創った小さな物語と、そこから生まれた価値観を見直し、
未来から今を思い描き、変化を恐れずに、また動いて行こうと思います。
コンセプトは "the place"。 トーキング・ヘッズの名曲
"This must be the place"「きっとここが帰る場所」からとりました。
共通の希望を持った新しい仲間たちと共に、
まだ見つからない、「帰る場所」 「ほんとうにたいせつな場所」を、
探し続けてみたいと思います....。

あまりにもきれいな夕焼けに立ち止まってみること。
あまりにも美味しいいつもの水に驚いてみること。
そして、それを誰かに伝えようとする気持ち。
あたらしいひと。あたらしい世界。あたらしい幸福。
街の喧噪の、森の静寂の中、遠くを旅するより、近くを冒険するひとのために。
大好きだと言えるひとのために。その笑顔のために。
そして、
子どもたちの 子どもたちの 子どもたちのために。

フリッツ・アートセンター